赤ちゃんはかわいいけれど、妊娠、出産、子育てはやっぱり大変!ここオーストリア、ウィーンでは子どものいる家庭に様々なサポートがあります。どんなサポートがあるのか、日本と比べて見てみましょう。

 

オーストリアの産休

 産休の期間は、国によって大きな違いがあるようです。福祉が充実しているスウェーデンではなんと60週もの産休があるんだそうです。羨ましいですよね!
 日本の法律で定められている産休は、産前6週、産後8週の14週間。その期間の手当は67%です。それに対してオーストリアの育休は、産前8週、産後8週の16週間。日本と大きな違いはありませんが、その期間は100%の手当を受け取ることができます。

 

オーストリアの育児休業

 日本の、法律に基づいて取得できる育児休業は、子どもが1歳になるまでです。保育園が見つからないなどの問題があれば、1歳6ヶ月まで延長できますし、企業によっては、もっと長く取得して良いというところもあるそうですが、そんな企業はまだまだ多くないようです。日本では、育児休業期間中の給与は無給であったり、減額されていたりしますが、その代わりに育児休業給付金を受け取れる制度です。
 

 オーストリアの育児休業は、子どもが2歳になるまでです。手当の支給のされ方に4つのパターンがあり、自分に合ったものを選択することができます。
 私が選択したパターンは、子どもが1歳になるまでは給料の80%が支給され、2年目は無給になるというもの。このパターンで、夫婦両方が育児休業を取得したい場合は、さらに育児休業の期間を2ヶ月延ばすことができます。私の主人は2ヶ月の育児休業を取得したため、夫婦合わせて14ヶ月の間、給料の80%をもらって休業することができました。
 また、オーストリアでは育児休業が終わった後も、子どもが7歳になるまで親は50%の契約で働く権利があります。もちろんお給料は半分になってしまいますが、1ヶ月のうち2週間だけ働いて、あとの2週間は子どものそばにいることができるのです。

 

オーストリアにもある!児童手当

 日本では子どもが中学校を修了するまで、子どもの年齢や数、世帯の収入によりますが、子ども1
人につき月々5,000円~15,000円の児童手当を受け取ることができます。
 ここオーストリアにも、子どものいる家庭にはFamilienbeihilfe(ファミーリエンバイヒルフェ)という手当があります。子どもが1人ですと、月々111.80ユーロ~162ユーロ受け取ることができます。(1ユーロ130円換算で、15,000円~21,000円程度)
 この額の違いは子どもの年齢の違いから来ており、子どもの年齢が高くなるにつれて手当の額も多くなっていきます。また、子どもの数が増えるごとに、子ども1人あたりの手当の額があがります。
 このオーストリアの児童手当、なんと子どもが25歳になるまで受け取ることができるんです。日本よりも10年も長くもらえるんですね。

 

まとめ

 日本にもオーストリアにもある、子育て家庭への国からのサポート。比べてみると、ちょっぴりオーストリアの方が日本よりも頑張ったサポートをしている感じがしますね。日本のパパやママが、もっと安心して、子育てしながら働ける制度が整ってくるとよいですね。